昔はパソコン買うと付属してきたリカバリーディスク。
最近は作らないといけないんですよね・・・。
日本のメーカーの場合はメーカーによって呼び方が違い、
- NECは再セットアップディスク
- 東芝はリカバリーメディア
- 回復ドライブ
などと言われています。
ちなみにWindows10ではほぼ全ての機種で回復ドライブの作成が可能です。
面倒なら回復ドライブの作成が手間がかからず楽ちんです。
お勧めです。
買ったら必須!?リカバリーメディアの作成
この記事では以下のことがわかります。
わかること
- リカバリーディスクの必要性
- リカバリーディスクの作り方
- 作成しなくても良いパソコン
筆者はこんな人
- Macの取り扱いのない家電量販店勤務
- パソコン、スマホの設定、修理などサポート担当
- 携帯スマホ販売アドバイザー資格所持
- 車好き
- ガジェット好き
大昔のパソコンはフロッピーディスクやCD、DVDがいっぱい付いてきましたが最近はMicrosoft Officeですらダウンロードになり1枚もDVDが付いてこなくなりました。
コスト削減ですね。
リカバリーディスクの必要性
正直なことを言うと使うことは少ないです。
とは言え、ないと困ることがあります。
以下の2つの場合困ります。
- パソコンの初期化が必要な場合
- 処分や譲渡するときのデータ消去
と、こう言った場合に必要になります。
この場合でも絶対に必要なわけではありません。
最近のモデルではHDDリカバリーと言われるHDD内に格納されているデータを使って初期化やデータ消去が可能です。
ただ絶対できるわけではありません。
ウイルスに感染した場合はそういった格納されているデータまで感染するケースやソフトの重大なトラブルで格納データで初期化できなくなるケースもあります。
また、リカバリーディスクがあれば直せる故障はメーカー保証や各購入店の延長保証の対象外になるケースがほとんどです。
その場合の修理費用は筆者の経験上1万円以上かかる場合がほとんどで多くのメーカーが2万円程度かかる場合が多いです。
そして修理期間は2週間前後覚悟してください。
なのでこの費用と期間、処分するときのデータ消去も依頼するよ!って人は無理して作成しなくても問題ありません。
言ってしまえば保険と一緒ですね。
リカバリーディスクの作り方
日本国内メーカーと海外メーカーのパソコンでそれぞれ作り方がことなります。
参考
- NECは再セットアップディスクの作成
- 東芝はリカバリーメディアの作成
- その他メーカーは回復ドライブの作成
となっています。
NECや東芝は上記の名前のアプリがあるのでそこから作成します。
注意点は以下のとおりです。
ポイント
- 事前にセキュリティソフトを停止か削除しておく
- 上記アプリを右クリックして管理者として実行
- 時間がかかるので時間にゆとりをもって作業
- 作業中に電源を切ったり、再起動しない
- 他の作業もしない
- なるべく高耐久を謳っているメディアを使う
- なんならネットから切断しておく
これらを注意しないといきなりメーカー修理におくることになったり、再作成が必要になったります。
落ち着いて作りましょう。
ちなみにパソコンの性能の違いで作成にかかる時間が相当変わってきます。
速いパソコンだと1時間程度。
遅いパソコンだと数時間かかります。
筆者の経験上最長は6時間くらいかかったと思います。
そういった点でも遅いパソコンはお勧めしません。
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回復ドライブの作り方
上記であげたNECや東芝以外の場合は回復ドライブの作成が必要です。
USBメモリーなどの外部ストレージ(外付けHDDや外付けSSD)で作成が必要です。
とは言え作成に必要な容量は8GBから32GB程度なのでHDDやSSDで作成するのはもったいないです。
日本国内のメーカーであれば32GB、外国メーカー(ASUSやAcer、Gateway、Lenovoなど)は16GBのUSBメモリーが必要です。
作成手順は
メモ
- スタートメニュー表示
- 「W」の項目にあるWindows管理ツール
- 回復ドライブ
- 画面の指示通りに進んでください
最初に書いたNECや東芝の場合と一緒で
ポイント
- セキュリティソフトは停止や削除しておく
- 使うUSBメモリーは事前に(FAT32)フォーマットしておく(クイックでOK)
- 2時間前後くらいかかる
となります。
繰り返しますが、性能によっては相当な時間がかかるので時間があるときに作成してください。
途中で電源を切ったり、作業はできませんので・・・
リカバリーディスクを作成しなくもよいパソコン
リカバリーディスクを作成しなくても良いパソコンも存在します。
ないと困るものですが、作らなくて良い理由があります。
先に作らなくも良いパソコンを紹介します。
- Windows10が搭載されたMicrosoft Surface
- 自作パソコン
- BTOのパソコン
Microsoft Surfaceは型番とシリアル番号、Microsoftアカウントがあれば公式ページからダウンロード可能です。
とは言え、このSurfaceの場合、メインのパソコンでそのSurface1台しかパソコンがない場合は詰んでしまうので作成しておいてください。
通常の回復ドライブの方法でも上記ページからダウンロードする方法でも構いません。
自作パソコンとBTOパソコンに関しては最初からUSBメモリやDVDを一緒に買う、もしくは付属してくるので最初から手元にあるわけですね。
最初から手元にあれば作成する必要はないですね。
買ったら必須!?リカバリーメディアの作成
最後にまとめると
- リカバリーディスクはなくても使用には問題ないがトラブル時にお金や時間がかかる場合が出てくる。
- リカバリーディスクの作成には時間がかかる。その間作業はできないので余雄を持って作成作業をしよう。
- 作成しなくても良いパソコンもある。Surface、自作パソコン、BTOパソコン
です。
普通にパソコンを使うことには必要ないけれどもトラブル解決のときに必要になることがあるので保険の意味でも作成推奨します。
今回は以上です。
終わり。