最近テレワークをするために急にパソコンを買う人が増えてきました。
パソコンは決して安いモノではありません。テレワークに関わらず、パソコンを用途に合った性能の見方、その選び方を知らないと数年間後悔してしまいます。
買ってはいけない、選んではいけないパソコンも別記事で買いているので参考にして選んでください。
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特に家電量販店では
ユーザーのニーズ≠販売員が売りたいモデル
ではないことがほとんどです。量販店でパソコンを買うときは用途を明確にし快適に使いたい旨を伝えましょう。
値段だけで選んでしまうと思ったいたより遅い、やろうと思っていたことがスムーズにできない。などの不満が発生します。
そのためパソコンは用途にあった性能のものを選ぶ必要があります。
性能って何が違うの?
選び方がわからない
今回はそんなパソコンの性能の見方と選び方の悩みの解消をお手伝いします。
筆者は家電量販店にてパソコンの販売にも携わっており、年間でも100件以上のパソコンの購入時のアドバイスをしています。
パソコンの性能と選び方
用途としては下記のようなサンプルで性能と選び方の紹介します。
参考
- テレワークで使いたい、ブログを書きたい
- PUBGなど3Dのゲームがしたい、動画編集がしたい
- とりあえずネットができればいい
まずはこの3つの用途にあった快適に使うための性能と選び方を個別に説明します。
まず、その前にパソコンの性能に関わってくる部品の説明をします。
基本的には以下の部品で構成されています。
- CPU
- GPU
- メモリー
- ストレージ
この4つが性能に直接かかわってくる部品、パーツになります。一般的なパソコン、特にノートパソコンは選んで購入後にCPU、GPUは交換できません。
そしてCPUはパソコンの基本的な処理速度、GPUはゲーム、特に3Dのゲームをする際の描写の能力、メモリーは多くの処理をするための一時的なデータの保存場所、ストレージは各種データの恒久的な保存場所になります。
他にも細かくありますが、基本的にはCPU、GPU、メモリー、ストレージがパソコンの基本的な性能に関わってくる部品になります。
他にもデスクトップかノート、無線の規格や、Bluetooth、USBの差し込み口数、画面の大きさなどがありますが見ればわかるものや、性能差が大きくなかったりしますので今回省きます。
それでは用途別に紹介します
テレワークで使いたい、ブログを書きたい
この場合のパソコンの性能と選び方は下記の通り
性能 | 備考 | |
CPU | INTEL corei3~i5 AMD Ryzen3~5 | 性能か高ければ高いほどいいが、バランスが重要。予算によって変えても問題ないです |
GPU | 気にしなくてOK | |
メモリー | 8GB~16GB | 16以上あっても効果は極小 |
ストレージ | 240GB~ | SSD推奨 |
上記の表の性能を選ぶ理由としては
- 画像編集などのためそこそこのCPU性能
- GPUは3D関係ないブログでは不要
- 調べものするのにブラウザのタブをいっぱい開くことを想定
- 保存量はそんなにないが、高速なものが効率よし
以上がブログを書きたい、またはテレワークなど事務仕事する場合は上記の性能の辺りのモデルを選んでもらえれば快適に作業、仕事ができます。
画像処理や多くの調べものをしない場合であればメモリーは4~8GBでも性能に問題ありません。
Appleのパソコンで言えば
MacBook Airで決まりです。
PUBGなどの3Dのゲームをしたい、動画編集したい
この場合のパソコンの性能と選び方は以下の通りです。
性能 | 備考 | |
CPU | INTEL corei5~i9 AMD Ryzen5~9 | 性能が高ければ高いほど良い |
GPU | nVidea製Geforceシリーズ推奨 | 搭載されていればとりあえずPUBG程度であればプレイ可能。 高額なモデルほど高性能のため高解像度、高フレームレートでプレイできます。 |
メモリー | 8GB以上推奨 | 16GBあればひとまずほぼ全てのゲームで足りると思われます。多ければ多いほど良い |
ストレージ | 240GB以上推奨 | SSD推奨。 ブログよりもゲームをインストールするため大容量必要。複数ゲームを入れなければ500GBもあれば充分。 |
上記の表の性能を選ぶ理由としては
- ゲームはCPUは性能が良ければ良いほど処理も早い
- 3DのゲームするにはGPU必須
- メモリーも作業する際に一時展開するデータが膨大のため多ければ多いほど良い
- ゲームを複数いれなければそれほど大容量は不要。高速でないとロード時間が長いなどのストレスの原因が増えます。
以上が3Dゲームをしたいときの選び方の目安です。GPUは最近のCPUには内蔵されていることが多いですが、内蔵のものだと性能がとりあえず3D映像を映せますよ程度なので快適なゲームライフを送るのであればCPUとは別にGPUが搭載されているモデルがおすすめです。
ゲーミングPCと言われるものであれば大体GPUはCPUとは別に搭載されており性能がゲームに特化されています。
Appleのパソコンで動画編集だけであれば
MacBook Proで決まりですね。メモリーやCPUはアップグレードできればしたほうがいいですね。
ただ値段が上がってしまうので素のままでも超性能が下がるわけではないのでおすすめなのは間違いないです。
Amazonで購入できますしね。
ゲームしたいのであれば下記がお勧め。
- 高性能
- 安い
- 自作パソコン界隈では有名メーカー
となっていてMSIのゲーミングパソコンとしてはかなり破格ですね。
とりあえずネットができれば良い
この場合のパソコンの性能と選び方は以下の通りです。
性能 | 備考 | |
CPU | INTEL corei3 AMD Ryzen3 | これ以下のCPUでもとりあえずネットはできますが、いちいち動作が少し遅く感じるかもしれません。個人的にはお勧めしません。 |
GPU | 気にしなくてOK | |
メモリー | 4GB~8GB | 基本的には4GBあれば問題ないですが、ネットを見るときに多くのタブを開いたままにして使う場合は8GBはあったほうが快適です。 |
ストレージ | 240GB~ | SSD推奨 |
以上がとりあえずネットができれば良いという場合のパソコンの選び方の目安です。
上記の表で記載以下のCPUではceleronやPentiumなどがありますが、相当遅い性能なのでおすすめしません。2~3年後にかなりの方のユーザーが遅いと相談しに来られます。
またネットしかしない場合はストレージは大容量入りませんが、HDDモデルの場合だと起動から何から何まで遅いのでお勧めしません。
ネットができればいいのであれば下記のmouseコンピューターのパソコンがお勧めです。
CPUは低速ですが、メモリーも多いですし、SSDも搭載しているのでネットの閲覧程度であれば充分快適にこなせます。
その他の細かい性能と選び方
上記で説明したストレージのSSDは基本的にはおすすめです。
デメリットは容量辺りの値段がまだHDDに比べて高価なことです。現在市販されているパソコンに搭載されているSSDは~500GBまでのモデルが多いです。
iPhoneなどのバックアップを予定されている方は500GBくらいのモデルを選択しないと容量がたりなくなる可能性があります。
また動画などの大容量のファイル、データを保存するは大容量SSDモデルを選ばず、外付けのHDDを選ぶ方が賢いです。
またCPUは同じモデル名でもノートパソコンとデスクトップパソコンで性能が違う場合がほとんどですのでガチでゲームしたい方はデスクトップのゲーミングPCを選ぶことをお勧めします。
おまけ
デスクトップとノートパソコンでCPUの性能が違うことは紹介しましたが、CPUにも世代があり、初期のcore iシリーズと現行のcore iシリーズでは性能が1.5倍程度違うという比較結果も出ています。
その注意としてはフリマアプリやオークションなどで販売されているものでCPUの世代番号が記載されていなかったりする場合は注意してください。
参考しては性能に関して以下のような場合ですね
注意ポイント
- 高性能!INTEL core i7搭載
- 高速!SSD搭載
とだけ記載されている場合は注意してください。2020年現在INTEL core iシリーズは10世代まで発表、発売されています。
またSSDは搭載しているが、その他の性能が低かったりする場合も多々あるようですね。
あえて世代を記載していなかったり、他の性能の表記を濁して販売している方がいたら間違って買ってしまう場合があるので注意する必要があります。
初代の「Core i」シリーズと現行の「Core i」シリーズでは処理するもによっては3倍以上もの性能差があります。
以上パソコンの性能の見方とその選び方でした。
参考になれば幸いです。
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