今回はそんな場合のとりあえずの修理方法を紹介います。
ちなみにmacOSはオンラインリカバリーという素晴らしいシステムがあるのでリカバリーディスクとかは必要ありません。
macOSって素晴らしいですね。
リカバリーディスクなしでWindowsをリカバリーする方法
リカバリーディスクなしでリカバリーするにはいくつか条件があります。
- Windows10であること(必須)
- HDDが壊れていないこと(必須)
- インターネット環境あること(必須)
- リカバリーしたいパソコン以外にパソコンがあること(場合により必須)
この辺りが必要な条件になります。
どういった理由でリカバリーをしたいかによって上記の必要条件が変わってきます。
- Windowsが壊れてしまったいるけれどもHDDやCドライブ以外は正常
- HDDが壊れてしまった結果Windowsやその他パーティションも壊れてしまった
これらのケースでは改善可能です。
特に「1」の場合は他のパソコンは不要です。
「2」の場合は他のパソコン及びネット環境が必須です。
Windowsが壊れてしまったいるけれどもHDDやCドライブ以外は正常の場合
1の場合の修理方法を紹介します。
おそらく自動修復画面から始まりオプション選択の画面になっているかと思います。
その中から
- トラブルシューティング
- このPCを初期状態に戻す
- 個人用ファイルを保持する or 全て削除する
の順ですすめると初期化できます。
注意点としては
注意ポイント(個人用ファイルを保持する)
- メーカーの初期インストールアプリは消える
- 追加設定やアプリも消える
自分で作成したデータは残りますが、アプリや設定などは消えてしまいます。
Windowsでどのアプリが消えてしまったかは残してくれますが、メーカーの初期インストールアプリなどは入手できないことが多いので気をつけてください。
注意ポイント(全てを削除する)
Windows以外なにも残りません
きれいなWindows10の出来上がりです。
データがほしい場合は個人用ファイルを保持して初期状態にするを選ぶ必要があります。
ちなみにこの方法できれいな素のWindows10になった場合でも回復ドライブを作成して、そのUSBメモリーなどからリカバリーすればメーカー製のWindows10に戻せる可能性が高いです。
HDDが壊れている場合
正直一番やっかいなパターンです。
- データは救出できない可能性もあり
- Windowsは素の状態になる
最悪のケースになる可能性があります。
それでもまずはやれることをやってみましょう。
直す方向でから紹介します。
流れとしては以下の通りです。
- HDDを交換する(せっかくなのでHDDであればSSDにするのがおすすめです)
- Windows10をインストールする
- データを救出できるか挑戦
ざっくりと記載しましたが、こんな感じです。
Windows10のインストールには2通りあります。
- 素のWindowsを入れる
- メーカー製のWindows10を入れる
とあり。
素のWindowsを入れる場合
以下のページからダウンロードできます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
基本的にはメーカー製パソコンの場合はWindows10のホームですが、稀に違う場合があります。
確認してもともとインストールインストールされていたバージョンを設定してください。
素のWindowsであってもWindows10であればアクティベーションコードがなくともオンラインになったタイミングで認証されます。
メーカー製のWindows10を入れ直す場合
過去の記事でHDDのクローンを作る機会を紹介しています。
もともとのHDDの容量<交換後のHDD(SSD)の容量
にすればクローンができます。
HDDの故障が軽微の場合は
- クローンを作る
- クローン後のHDD(SSD)を取り付ける
- 起動すれば場合によってはリカバリー不要(修復できなかった場合でも交換後はできる場合あり)
- 起動しなくても最初の方で記載したトラブルシューティングの画面が出ればリカバリーできる可能性大
となります。
クローンができると楽ですね。
以上のやり方がうまくいけばリカバリーディスクや回復ドライブがなくともリカバリーやHDD、SSDの交換が可能です。
またメーカー製のWindows10がうまく入りリカバリーできた場合は速やかにリカバリーディスクや回復ドライブを作成しておくことをおすすめします。
次回も同じように治せるとは限りませんからね。
今回はそんな感じです。
終わり。