フレッツ光回線やその他NTTの敷設した光回線を利用した各種コラボ光のインターネット回線を使用してテレビ、地デジやBS、CS放送が視聴できるフレッツテレビ。
そんなフレッツテレビのメリット、デメリットを紹介します。
フレッツテレビって何が良いの?
この記事では以下のことを解説します。
記事の内容
- フレッツテレビのメリット
- フレッツテレビのデメリット
- その他のネット回線を利用したテレビサービス
- 何を選べば良いのか
を解説します。
筆者はこんな人
- パソコン、スマホの設定、修理などサポート担当
- 携帯スマホ販売アドバイザー資格所持
- 車好き
- ガジェット好き
フレッツテレビのメリット
まずはメリットから解説します。
メリットは以下の通りです。
メリット
- アンテナ不要による強風への対策
- 固定回線使用するため画質が安定
- BS、CSもアンテナが不要
- 家の外観がすっきりする
この辺りがメリットですね。
それぞれをさらに細かく説明します。
アンテナ不要による強風対策
最近は台風やそれ以外での気象変動が激しく台風を初めてとした風害や突然の大雨など屋根や壁面に設置しているものがダメージを受けやすくなっております。
実際筆者が住んでいる千葉県でも2019年の台風による被害で停電を初めとし、断水などが発生しました。
特に強風による被害は電気だけでなくテレビアンテナにもあります。
- テレビアンテナが倒れる
- テレビアンテナのむきがずれる
のようなことが実際発生していました。
テレビアンテナは個人に所有権があるため基本的には上記のように倒れたり、曲がったり、ずれたりした場合は個人で修理を依頼する必要があります。
その点、フレッツテレビの場合はNTTが修理を請け負ってくれるため基本的には自然災害による断線などの修理は費用がかからないことが多いです。
とは言え屋内配線の断線は費用がかかるため使用の際は注意が必要です。
固定回線のため画質が安定する
有線、無線。
どちらが安定しますか?
言うまでもなく有線です。
テレビも一緒です。
とは言え地デジを普通の時に視聴する分にはメリットになり得ません。
ただし最初のメリットでも記載したような強風や大雨時は屋外にあるアンテナは劣悪な環境に晒されます。
強風や大雨の際にアンテナが揺れたり傾いたりすると視聴中のテレビの映像が乱れたり途切れたりすることがあります。
そんな場合にもフレッツテレビは安定して視聴できます。
BS、CSもアンテナなしで視聴できる
表題の通りです。
BSやCSなどの衛星放送は通常はパラボラアンテナを設置して視聴します。
当然CSは契約しないと視聴できませんが。
アンテナがあると言うことは最初の2つのメリットも享受できますね。
家の外観がすっきりする
家のベランダや屋根にこんなものが設置されているとなんだかオシャレじゃありませんよね。
そういった面でもフレッツテレビの場合はインターネットの引き込み線のみになるのですっきりとした外観にまとまりますね。
フレッツテレビのデメリット
メリットがあればデメリットもあります。
デメリットは
デメリット
- 月額費用が発生
- 回線が決まっている
- コラボ光業者によっては直接契約できない
- 回線工事以後にテレビ契約追加で工事が割高
このたりがデメリットになりますね。
こちらもそれぞれ細かく解説します。
フレッツテレビには月額費用がかかる
地デジやBS、CSのアンテナは一度設置したら壊れるまで維持費はCSの視聴料金しか発生しません。
フレッツテレビの場合は工事費も当然発生しますが、月額の視聴料も発生します。
フレッツ光の公式の場合は750円/月(税別)となっており、年間で1万円近くの維持費が発生します。
またそもそものところでフレッツ光やコラボ光サービスを利用していることが前提のサービスとなるためネットは不要、テレビだけ見たいと言う方にはかなり割高になります。
回線が決まっている
フレッツ光かフレッツ光網を使用したコラボ光回線でしか使用できません。
よく高速インターネットとCMしているNuro光やAUひかりなどではフレッツ光は利用することができません。
コラボ光事業者によっては契約できない
厳密に書くとコラボ光事業者で契約できないのでNTTにフレッツテレビのみを直接申込する必要があります。
せっかくプロバイダーをまとめたのに1つのサービスのみNTTから請求が・・・。
ということになります。
また、他にもネットの不調は直ったけどもテレビの不調は直らないなんてことも。
なるべくサポートは1箇所にまとめたいですよね。
回線工事の追加で工事が割高
すでにフレッツ光やコラボ光を使用している方がアンテナが故障した際にフレッツテレビに切り替えるケースがあります。
その場合は結構な工事費用がかかります。
1部屋でのみ視聴できればいいのであれば2万円程度で納まります。
ただ4部屋以上となるとブースターの設置やその他共聴工事が必要になるためプラス数万円かかることがあります。
とは言え、アンテナの工事にも結構な金額がかかるためアンテナ壊れた際の工事であればそんなに差は出ないかもしれませんね。
その他のネット回線を使用したテレビサービス
他にもネット回線を使用したテレビサービスは存在します。
有名どころでは
- ケーブルテレビ(以下CATV)
- ひかりTV
などが挙げられます。
ケーブルテレビ
CATVは言わずもがな、電波の悪い地域に大して有線でテレビサービスを提供していたサービスです。
最近ではそこまで電波でテレビの視聴条件が悪いところは聞かなくなりました。
が、昔から利用している方は電話番号もCATVで発番していたりとなかなか乗り換えられない理由があるそうです。
またフレッツテレビの場合と似ており、ネット接続なしで利用の場合は月額利用料金が高めです。
また昔ながらのメタル回線もまだまだ多く、その場合は速度もあまり出ないうえに混雑タイムはさらに遅くなるため個人的にはあまりお勧めしません。
有名どころだとJCOMなんかが挙げられますね。
ヒカリTV
Plalaが提供している映像配信サービスとなります。
地デジの他にも様々なチャンネルがあります。
時間が決まっているVODみたいなものでしょうか。
その分フレッツテレビに比較してかなり月額費用が高価な上にテレビへはHDMIケーブルで接続するためテレビのリモコンが使用できないケースが発生します。
また基本的にはテレビ1台分での契約になるため複数台、別な部屋で視聴するためにはさらに料金が発生します。
よほどのことがない限りはHuluやNetflixなどの方がお得だと思います。
【まとめ】フレッツテレビって何が良いの?
個人的には最近流行のサブスクタイプのテレビサービスだと思います。
屋外が原因の故障の場合は修理費用が発生せず、また4Kや8K放送と行ったものにも今後柔軟に対応できる回線だと思います。
また、家の外観もすっきりするため筆者も家を立てる場合はフレッツテレビを使用すると思います。
とは言え、地上波そのものを以前にも増して見なくなってきているため高速インターネットのNuroなども気になるのも事実なのでよく考えて契約してください。