前回のソフト編に続いてハード編なのですが、これができることがもう少なく、自作のパソコン等なら結構CPU交換したり、いろいろできたりするのですが、これが市販のメーカー製パソコンとなるととたんにできることが減ります。特にデスクトップパソコンだとしても最近のは画面が多いだけで部品はノートパソコンと共用だったりするため昔ほど拡張性がないのが実際のところです。そんな最近のパソコン事情ですが(2020年2月現在)パソコンが遅いときにやれる2つのことを紹介したいと思います。
1、メモリー増設、交換
メモリーが足りないとそれはそれで遅くなります。CPUが作業する人だとしたらメモリーは作業机になります。
作業をするスペースが少ないとWindowsは仮想メモリーといわれる領域がHDDにないに作られておりそれをメモリーのように使うようになります。当然メモリーに比較してHDDは速度が遅いためパソコンが遅くなります。
国内メーカー製のパソコンであれば説明書などにメモリーの仕様や規格が記載されていると思うのでそれを参考に買うか、見てもわからないひとは素直にお店の人にパソコンの型番のメモをし聞きましょう。
交換そのものは難しくない機種が多いですが、それもなれない人は素直にできる人に相談しましょう。
最近のパソコンだと標準搭載でOffice製品の利用やウェブブラウジング程度では足りなくなることはないですが、逆に増設や交換できないものもあるので注意です。動画編集、画像編集するなら8GB以上が望ましく多いほど快適になります。
2、HDDからSSDに換装する
一気に上級むけになります。自分のパソコンもSSDが市場に出回り始めた当初に換装しましたが劇的に早くなります。Windowsの起動速度も爆速になります。同時に難易度もあがります。ソフト編で記載したリカバリーがしっかりとできる人であればできるとは思いますが・・・
また、方法が2つあり
1、換装予定のSSDに今のWindowsをまるごとコピーする。
単純にコピーすればいいわけではないので注意してください。データクローンソフトといわれるもので完全にコピーしないと交換しても起動しなくなります。注意点としては今何かしらのソフトウェアトラブルをかかえている状態で完全コピーをするとそれも同時にコピーすることになるので場合によっては不具合の度合いが悪化します。
2、リカバリーディスクや回復ドライブを作成しSSD換装後リカバリーをする
一番正攻法です。各種メディアからのリカバリーができる人なら一番簡単かもしれません。デメリットとしては各種再設定が必要になるため換装前の状態で長期間使っていたりするともとの環境にもどるまで時間がかかるかもしれないことですね。