3回ほど格安携帯キャリアの紹介をしてきました。が、格安携帯、スマホって安いだけで見えないデメリットないの?って思う方も多くいると思います。実際筆者も仕事でよく安かろう悪かろうでしょ?って言われますがそんなことはなくうまく使えばデメリットを感じずに使えます。まずはさんざん書いてきたので知っているかもしれませんがメリットから紹介します。
- 月々が安く抑えられる
- 料金プランがシンプル
- 契約期間が短く、解約料金も安いところが多い
1、月々が安く抑えられる
格安の名前からもわかるように毎月の料金が安いです。安いところだと1,500円くらいからあります。また一般的に皆がよく使うような通信量の値段が2,000円前後のキャリアが多く大手と比べて安さが際立ちます。
また安い理由としては大手キャリア(この場合はドコモ、AU、ソフトバンク)から基地局を借りて通信をさせてもらっているため、基地局の建設コスト、維持費などがかからないからとなります。また販売店も少なかったり、ショップがなかったりとするためコストがかかるものがないからとなります。
2、料金プランがシンプル
シンプルな料金体系のため選ぶときに悩まず済みます。ドコモやAU、ソフトバンクになどはもうアドバイザーの資格を持っている筆者でも勉強が大変です。料金表みないと案内ができません。が格安携帯キャリアの場合は通信量に応じたプランを選択しあとは通話のオプションを選ぶ程度なので悩まなくて済みます。それでも2回線目は割日などのサービスはあるので複数台もつ人にもおすすめです。
大手のキャリアの場合は割引の種類がスマホによって違ったり、契約台数で割引額が違ったり、乗り換え元、機種変更元によっても違うことが多く、また似たような名前でプランがちょくちょく変わることが多いため販売員泣かせです。
3、契約期間が短く、解約料金も安いところが多い
大手キャリアの場合は購入の仕方にも問題があるか最低2年、48回分割などで購入している場合は実質4年のところもある。それに対し格安携帯キャリアの場合は契約期間が1年だったり、また解約料金がかからないところや1,000円程度のところもあり、より条件の良いキャリアがあれば乗り換えやすい。
以上格安携帯キャリアのメリット編になります。
続いては格安携帯キャリアのデメリットを紹介いたします。ざっくりと以下の通りです。
- 店舗が少なくサポートが受けにくい
- 混雑する時間帯で回線速度が遅くなる場合がある
- キャリアメールが使えなくなる
- かけ放題を使うために専用アプリの使用が必要なところが多い
となっており詳しく説明します。
1、店舗が少なくサポートがうけにくい
どうしても毎月の料金を抑えるとなるとショップが少なかったり、そもそもなかったりと格安携帯キャリアは大手のキャリアと比較して圧倒的に店舗、ショップが少ない傾向にあります。街中にYモバイル以外のショップみたことある人は少ないと思います。
2、混雑する時間帯で回線が遅くなる場合がある
これも大手から回線を借りてサービスを提供している格安携帯キャリアの宿命とも言えます。おおむねお昼の12時前後と夜の19時前後とお昼の時間帯や夜帰宅後の時間帯が自由にスマホを使える時間帯となり回線は混雑気味になります。そのときにどうしても大手のドコモ、AU、ソフトバンクは自社回線を高いお金を払ってくれているユーザーを快適にしている節があり、格安キャリアの回線は遅くなりがちです。。格安携帯キャリアが出始めのころは結構よく聞きました。
3、キャリアメールが使えなくなる
「~~~@docomo.ne.jp」「~~~@ezweb.ne.jp」「~~~@softbank.ne.jp」などのキャリアメールと言われるものが使えなくなります。よく乗り換えをしたあとに「~~に登録してたの忘れてた」という話を聞きます。10年以上前は大手キャリアのメールアドレスでないと登録できず、GメールやYahooメールは登録できないことがありそのときに仕方なくキャリアメールを登録している人が多くいます。また、メールアドレスが発行されない場合もありその場合は自分が他で取得したメールアドレスを使う必要がでてきます。ITに弱いひとには少し大変かもしれません、とくに他で発行したアドレスの場合は設定しないと送受信ができないことがほとんどです。
4、かけ放題を使うために専用のアプリをつかうところが多い
大手キャリアの場合は標準の通話アプリで自動的にかけ放題が適用されるが格安携帯キャリアの場合は専用のアプリを使わないとかけ放題が適用されないことが多い。個人的には面倒かと思う。感覚的にはLINE通話をするような感じになると思われます。
以上デメリットが項目4つもあるため微妙かなとも思われるかもしれませんがうまく使えばデメリットを感じにくくすることも可能です。
店舗が少なくサポートがうけにくいに関しては、iPhoneを使ってもらえればいいと思う。なぜならiPhoneのサポートは基本ショップではできないからだ。Apple製品のサポートを受けるにはAppleStoreか電話なのでショップがあろうがなかろうが困ることはないと思います。もしくはYモバイルにしてもらえれば格安携帯キャリアの中ではショップが存在するほうなためなんとかなる。ソフトバンクショップと並んで、もしくは同じ店舗内にある場合もあります。
混雑する時間帯で回線が遅いに関しては特に自宅であればWifi環境を整えるのがベスト。職場などで難しい場合はあきらめるしかないかもしれないが、自宅であれば固定回線を契約しWifiルーターを設置してしまえば夜のスマホ回線が遅い場合はWifiに接続できるためそのデメリットはほぼなくなる。もしくは、UQモバイルが比較的遅くなりにくくおすすめできる。
キャリアメールが使えなくなるは、もうこの機会にGメールに完全乗り換えがいいかと思う。最近ではフリーメールで登録できないサービスはほぼないので登録できないなんてことはない。また設定に関してもGメールならメールアドレスと自分で決めたパスワードさえあればほぼ自動で設定できることが多いため設定ができないということもない。Gメールを取得することで今後のキャア移動が格段に楽になる。またパソコンでも使えるため、パソコンでメールのチェックもできるようになる。
かけ放題が専用のアプリを使うことが多い。正直電話ってそんなにしますか?とまず聞きたいです。電話を稀にする程度であれば通常の30秒20円で通話はできるためそれで使うのがいいと思う。それでも定額通話必要だなーという人はYモバイルが10分かけ放題が標準で使えるのとUQモバイルの場合は10分かけ放題、24時間かけ放題がオプションで専用のアプリを使用しないでも使えるためこの2つのキャリアから選んでもらえるといいと思う。筆者もそのためUQモバイルを選んではいるが正直そんなに通話しない。
以上メリット、デメリットを紹介したがいかがだったでしょうか?人によってはその程度であれば格安携帯キャリアに乗り換えようかなーなんて人もいるかもしれない。月6,000円の差があれば年間で72,000円の差となりかなり大きな差となるため賢くスマホと付き合っていってほしいと思います。